DITAToo – Review no.3 [フォルダ作成]
DitaTooAdmin,DitaTooAuthorのインストールと環境設定などができたので
実際のデータを投入し管理したい。
DitaTooは管理者がDitaTooAdminでフォルダを作成して、
そのフォルダ内に各種プロジェクトデータを格納して管理する。
作成するフォルダを運用上でどのような単位とするのかを
管理者は検討しておく必要がある。
ちなみに、フォルダの下にフォルダ…と階層を深くすることができる。
権限を考慮し必要に応じてフォルダでデータを区切る事が可能。
プロジェクトというのはDITAMAP,BOOKMAPのいずれかとなる
従って構成としては以下のように管理される。
root
∟ folderA
∟ projectA(mapデータ)
∟ 各種ditaデータ
∟ projectB(mapデータ)
∟ 各種ditaデータ
∟ folderB
∟ projectC(mapデータ)
∟ 各種ditaデータ
今回「sample」というプロジェクトを作成してみる。
プロジェクトを作成した場合に、データベースや
ワークスペースがどのように変化したのかを調べてみた。
ditatooのデータベースは以下のテーブル構成からなっている。
- prolog
- repository
- settings
- translations
- users
プロジェクトの作成で更新されたのはrepositoryテーブルであった。
repositoryテーブルの構造定義は以下のようになっている。
※ インストール直後ではrootフォルダに関する定義のみが存在している。
Id:オートインクリメント
Fileid:NULL
Title:NULL
Name:指定したプロジェクト名
Path:空
Type:FOLDER
Size:dataカラムサイズ
Createor:フォルダ作成ユーザー名
Modified:フォルダ作成日時
Data:XMLデータが格納されている以下のようなXMLデータとなっていた。
恐らくは作成したフォルダに関する各種プロパティ情報が定義されたXML
だと思われる。主にフォルダに関する権限情報と思われる。
画面上の「dev」は、今回レビュー用に定義したユーザー名。
※ 上記以外のカラムはすべてNULLとなっていた。
今日はここまで